徳之島町文化会館

１０月２９日(木)に地元の中学生への
演劇ワークショップを開催しました！

今回は井之川中学校の『島内修学旅行』の一環で
舞台の裏側から表（役者）の体験をする企画です。

朝８時３０分から表現のワークショップとして始まり、
緊張をほぐすミニゲームや見えないボールで
キャッチボールの表現遊び、見えない縄での
大縄跳びなどをして心と身体を活発にしていきます。



第２部は裏方体験で舞台に上がって各装置を見たり、
通常は入れない音響・照明のオペレート室に上がってみたりしました。
照明を操作しているときは光の変化に驚きの声が上がり、
舞台上の人物を様々な角度から照らすと
光の演出にとても喜んでいるようでした。



第３部では裏方、演者に分かれ作品作りです。
今回は地域の昔話しである『神里姫(作：益田宗児)』を
朗読用台本に脚本し、音響２名、照明１名、演者７名に分かれて
全て学生たちで舞台を作ります。
４０分ほどの練習をして、最後に本番同様の状況で通しをしてみました。
最初は遠慮がちだった中学生たちも段々と舞台にのめり込み、
自分たちだけのための舞台を楽しんでいるように見られました。



徳之島町文化会館としては初めての試みでしたが、
中学生たちがいつもとは違う体験を舞台でできたようで
企画した私たちも嬉しい気持ちでいっぱいでした。
井之川中学校３年生の生徒さん方、担当の先生方、
皆さんありがとうございます！

これからも芸術文化を体験できる場所として
展開していきたいです。